腰痛は身体が柔らかい人に起こる!

こんにちは。

浜松市・豊橋市の

パーソナルトレーニング・

コンディショニング専門店

S-pace【エスペース】です。

 

本日のテーマは「腰痛と身体の柔らかさ」です。

 

あなたは身体が柔らかいですか?

または硬いですか???

 

腰痛予防のためにストレッチをされている人も多いと思います。

もちろん全くやっていない人もいますが(笑)

 

股関節と腰回りのストレッチは腰痛予防には効果的です!

S-pace【エスペース】でもトレーニング前と後でストレッチは取り入れています。

ご自宅でもストレッチをセルフエクササイズとしておススメする場合もあります。

 

しかし、

身体が柔らかい=腰痛にならない

ではないのです!

 

「え~~~!」と思われたかもしれませんね。

しかし、これは事実です。

 

今回はそのような「身体の柔らかくても腰痛になる」というテーマでお悩みの人にお届けします。

 

これをみれば

・身体が柔らかい人と硬い人は何が違うの?

・身体が柔らかい人が腰痛になる理由

・身体が硬い人が腰痛になる理由

・身体が柔らかくて腰痛の人はどうしたらいいの?

 

が分かります。

 

ぜひ、最後までご覧くださいね!

 

1.身体が柔らかい人と硬い人は何が違うの?

身体が柔らかい・硬いとはどのように判断するのでしょうか?

これは明確な定義はありません。

 

立った状態で前屈して床に指が付いたら柔らかい

脚を90度以上開けば柔らかい

開脚した状態で胸が床につけば柔らかい

 

これらは昔から言われていますが、これができたからと言って柔らかいというものではありません。

 

そもそも柔らかい・硬いとは何なのでしょうか?

 

関節可動域(関節の動く範囲)は

・関節軟部組織の硬さ

・骨の向き(関節のはまり具合)

・筋肉の柔軟性

・筋肉の弾力性

などで決まります。

 

関節軟部組織が硬い人は筋肉の柔軟性が高くても可動域は少なくなります。

逆に関節軟部組織が柔らかくても筋肉の柔軟性が低ければ可動域は少なくなります。

 

また骨の向き(関節のはまり具合)でも可動域制限がかかります。

 

分かりやすいのが股関節です。

内また傾向の人は、あぐらをかきにくく

ガニ股傾向の人は、女の子すわりがやりにくい

このような特徴があります。

 

身体の柔らかさと言ってもいろいろなもので決まるということをここでは覚えておいて下さい!

 

腰痛の原因はさまざまです。

そのなかで

・可動域低下(柔軟性低下)

・過剰な可動域(過度な柔軟性)

があります。

 

柔らかい人・硬い人が腰痛になるメカニズムについてお話しますね!

 

 

2.身体が柔らかい人が腰痛になる理由

では、身体が柔らかい人が腰痛になる理由についてお話していきます!

 

柔らかい人は

・筋肉の柔軟性が高い

・血液の流れがよい

・疲労物質や老廃物が溜まりにくい

・関節や筋肉が固まりにくい

ために痛みが出にくいメリットがあります。

 

これが

「柔らかければ腰痛にならない」

という理由です。

 

しかし、

・ある姿勢を一定時間維持する

・スポーツなどで力強いパワーを発揮する

・踏ん張る

などのような力を発揮する際の

・止まる

・固める

ことが苦手です。

 

分かりやすい表現だと

ガチっと止める(固める)ことができずに

フニャフニャしている状態になります。

 

硬いアスファルトの上を歩けば安定していますが、

グラグラなつり橋は不安定でふらふらしますよね?

 

このフラフラな感じが柔らかい人のデメリットでもあるのです。

 

この不安定な状態では腰椎は安定せずに、ふとした瞬間に痛みが出やすいのです。

 

ぎっくり腰がいい例ですね。

 

 

重たいものを持ち上げるときはグッと力が入り、腰や骨盤部を安定させる必要があります。

しかし、柔らかい人は安定させることができずに、不安定な状態で物を持ち上げてしまうためにぎっくり腰になりやすいのです。

 

また、骨盤部の仙腸関節部の不安定性も出やすく、イスに座るとおしりの中央部の骨(仙骨)が痛くなりやすいのです。

 

 

イスや床に座ると仙骨が圧迫を受けます。

その時に、柔らかい関節の人は仙骨と寛骨の仙腸関節でのストレスを大きく受けてしまいます。

その結果痛みとなってしまうのです。

 

そして一番厄介なのが、

自分の柔らかさをコントロールできない

ということです。

 

これは本来止まるべき(動きを止めたい)のに、止まる(止める)ことができないために、関節に負担がかかり、痛みとなってしまいます。

 

関節の動きをとめる組織は

・関節軟部組織(靱帯や関節包など)

・筋肉

があります。

 

身体が柔らかい人は

関節軟部組織自体が柔らかいために

 

勝手に止まる

硬くて止まる

 

のような感覚がありません。

 

つまり筋肉で意図的に止めることが求められるのです。

 

そのため、身体が柔らかく

筋肉量が少ない人

筋力が弱い人

は自分で止めることができないために、腰への負担がかかってしまうのです。

 

特に

・スポーツをしている人

・デスクワークで座位が多い人

・長時間同じ姿勢をする人

は骨盤・腰椎・股関節である特定の姿勢や動きをコントロールする(止める・維持する)ことが適切にできないことが多いです。

 

つまり

・姿勢が崩れる

・踏ん張れない

ということです!

 

そのため、腰への負担がかかり痛みが出るというのがメカニズムです。

 

 

3.身体が硬い人が腰痛になる理由

股関節や体幹部の可動域低下は、身体が硬いことで起こる腰痛です。

これは分かりやすいですよね。

 

床の物を取ろうとしても、前屈して床に手が届かなければ腰に大きな負担がかかります。

 

 

股関節が硬いと腰椎部への負担がかかり、腰に痛みが出ます。

体幹部が硬いと、腰そのものに負担がかかり、痛みが出ます。

 

前屈を例にお話ししていきますね。

 

前屈するときは

股関節屈曲(折れ曲がる)

腰椎屈曲(前に曲がる)

動きが複合的に行われてきます。

 

股関節の屈曲が硬いと、腰椎で大きな動きをしないと前屈ができません。

つまり腰椎の動きが過剰に強いられます。

例えば本来20度前に曲がる可動域なのに、30度曲がらなければならない状況になるのです。

これによって腰椎に過剰に負担がかかる原因です。

 

これに加えて腰椎の前屈も硬ければ、前屈そのものができない状態です。

 

その状態で前屈しようとすれば・・・

 

そりゃ、硬い筋肉や組織が無理やり引っ張られて痛みが出ますよね?

 

これが、身体が硬い人が動くことで痛みが出るメカニズムです。

 

また、筋肉が硬いことで血液の流れが悪くなり、疲労物質や老廃物の流れも悪くなります。

疲労物質や老廃物が溜まると、痛みの物質が出てきて、痛みが出るのです。

 

しかしこの場合は、硬くても筋肉を伸ばす(ストレッチや体操)を行うことで血液の流れはよくなります。

そのため、日々ストレッチや体操を行うことで痛みを予防することができます。

 

これが

「ストレッチをして身体を柔らかくすることが腰痛予防になる」

ということにつながるんです。

 

しかし、これは

 

 

・身体が硬い人

・血流が滞りやすい人

・座り仕事や立ち仕事のように疲労が溜まりやすい人

・スポーツをする人

・身体を良く動かす人

 

などには当てはまりますが、

 

・筋肉量が少ない人

・身体が柔らかい人

 

には必ずしも当てはまらないのです。

 

 

4.身体が柔らかくて腰痛の人はどうしたらいいの?

では、身体が柔らかく腰痛の人はどのようにすれば改善していくのかをお話していきますね!

 

関節軟部組織による関節の安定性(固定力)が低いため、

筋肉による安定性向上

が求められます。

 

つまり筋肉を使って関節を安定させるということです。

 

順番としては、

エクササイズや筋トレで筋肉に刺激を入れること

筋肉量を増やすこと

筋肉で自身の動きをコントロールすることができるようにすること

 

専門用語でいうと

スタビリティーを高める

ということになります。

 

これはプランクやサイドプランクエクササイズのように

 

単に腹筋や背筋で体幹部を固める

 

のではなく、

 

ある特定の姿勢を様々な状況でも維持する

腰に負担がかからないようにコントロールする

※以下にエクササイズ例の動画を記載します

 

ということです。

 

プランク

 

サイドプランク

 

※のエクササイズ例

ロールアップ

 

スクワット

 

これらを基礎運動として行い、必要に応じて負荷をかけたり、片足でやったりします。

 

重りを持つ・抵抗をかける状態でも安定させていくエクササイズを継続的に行います。

そして意識しなくても腰椎が安定して動作が行えるようにしていきます。

 

そうすることで日常動作やお仕事やスポーツなどの特定の動作でも腰椎が安定するようにしていくと、腰痛は改善に導かれていくのです。

 

いかがでしたか?

 

身体が柔らかくても腰痛になる

 

という理由とその解決策をご紹介しました。

 

身体が柔らかく、腰痛の人はパーソナルトレーニングも効果的ですよ!

 

パーソナルトレーニングとは、

マッサージ(施術)だけ

運動療法だけ

トレーニングだけ

ではなくて、

その人のウェークポイントを的確に把握し

その人に合わせた施術・運動・トレーニング

を処方することが大切です。

 

最近では、You TubeやInstagramのような動画でいろいろなエクササイズやトレーニングが紹介されています。

もちろん、それで動きが理解できて、体が変われば問題ないのですが、なかなかうまくいきません。

 

それは

・フォームが適切ではない

・動かし方が合っていない

などが原因です。

これは、専門家に見てもらった方がいいですよ。

 

浜松市・豊橋市のパーソナルトレーニング・コンディショニング専門店

S-pace【エスペース】

では、お一人お一人に合わせたパーソナルトレーニング・ケアをご提供しております。

 

お体にお悩みがある

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このようなお悩みの方は、ぜひS-pace【エスペース】までご相談ください。

お待ちしております。

 

浜松市(鴨江・葵東)、豊橋市にあるS-paceでは経験豊富なパーソナルトレーナーがおります。今回ご紹介した内容以外にも、もちろんトレーニングのことや食事指導など1人1人のお悩みに合わせた改善方法を導き出し、ご対応させていただきます。

 

※もちろん、ボディメイクをしたい方や競技力向上をしたい方も大歓迎です。

是非、お気軽にお問合せフォームから、当店へご連絡下さい。

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