糖尿病患者のがんのリスク

こんにちは。

浜松市・豊橋市の

パーソナルトレーニング・コンディショニング専門店

S-pace【エスペース】です。

 

 今回のコラムは『糖尿病とがんの関係』についてです。

 

 

日本人の死因のがんは第1位を占めています。

あらゆる病気の中で、最も死亡率の高い病気であり、

がんは一部の遺伝性によるものではなく、

元々は生活習慣病と言われており、

 

身近にある発がん性物質(タバコ、排気ガス、アスベストなど)だけではなく、

食生活や運動不足でも起こりうる病気であるため「うちはがん家系ではないから大丈夫」と思っている方であっても、発症するリスクは十分にあります。

 

その中でも特に糖尿病患者のがんの発症リスクが高くなると言われています。

本コラムでは、糖尿病のがんのリスクについて説明させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

糖尿病とがんの関係

 

糖尿病とがんとの関連が明らかになりつつあります。

糖尿病患者さんは糖尿病がない人に比べ、約1.2倍がんになりやすいとの報告もあります。

日本の研究では、

糖尿病は男性においては、胃がん1.23倍、大腸がん1.36倍、肝臓がん2.24倍、膵臓がん1.85倍、腎臓がん1.92倍のリスク上昇(なりやすさ)と、女性においては、胃がん1.61倍、肝臓がん1.94倍のリスク上昇との報告があります。

さらに国外も含めたものだと、

糖尿病は肝臓がん、膵臓がん、大腸がんに加え、乳がん1.20倍、子宮体がん(子宮内膜がん)2.10倍、膀胱がん1.24倍のリスク上昇との報告もあります。

また、糖尿病患者さんががんになった場合、

糖尿病がない人に比べ、生存に関する予後が悪いとの報告もあります。

 

 

 

 

糖尿病ががんのリスクになる原因

 

糖尿病自体ががんの原因となるかどうかについてはわかっていませんが、

糖尿病ががんリスクを高めているとしたら、いくつかの理由が考えられます。

 

糖尿病がある方でがんリスクが高まる理由としては、

血液中のインスリン濃度が高いこと、血糖値が高いこと、炎症などが考えられています

 

①血液中のインスリン濃度が高いこと

2型糖尿病がある方の多くは、インスリンが効きにくくなっているために、

血液中のインスリン濃度が高くなっています。

 

血液中の過剰なインスリンは発がんに関与する可能性があると考えられています。

ただし、インスリン注射により発がんが増えることは否定されています。

 

②血糖値が高いこと

高血糖そのものによる酸化ストレスなどが発がんに関係する可能性があるといわれています。

 

③炎症

2型糖尿病がある方では、無症状ですが全身に慢性的な炎症がみられることがあります。

慢性の炎症は、発がんのリスクになると考えられています。

一方で糖尿病とがんは、

加齢、肥満のほか、不適切な食事(赤肉・加工肉の過剰摂取、野菜・果物・食物繊維の摂取不足)、身体活動量の低下、喫煙、過剰飲酒といった生活習慣を危険因子とする点で共通しています。

 

このことが、糖尿病患者における

がんのリスク上昇がみられる理由である可能性があります。

 

 

 

 

糖尿病からがんの発症を防ぐ予防法

上記にも説明致しましたが、

喫煙、飲酒、偏食、運動不足、肥満体質が原因になります。

この上記を予防できれば、リスクを回避することができるかもしれません

 

①喫煙

 

喫煙はがんだけでなく、循環器疾患をはじめ様々な病気のリスクとなります。

たばこを吸っている人は禁煙をしましょう。

また、たばこの煙は喫煙者自身だけでなく周りの人にも健康影響を及ぼしますので、

十分な注意が必要です。

 

 

②飲酒

 

飲酒は、大腸がんをはじめとするがんのリスクとなります。

そのため、普段飲まない人や飲めない人は、無理に飲まないようにしましょう。
 飲む場合には、節度ある適度な飲酒が大切です。

 (適度な飲酒についても個人で違いますので、ここでは詳しく説明は致しません)

 

 

 

 

③偏食

 

ただ、がんを確実に防ぐ食品や栄養素はありません。

逆に、とり過ぎることが原因で、がんのリスクを上げる可能性のある食品などもあり、

そうしたリスクを避けるためにも、

偏りなくバランスのよい食事をとることが基本となります。
 

特に、塩分を控えめにすることは、

胃がんや高血圧の予防や、循環器疾患のリスクの減らすのに効果的と考えられます。

男性は1日8g未満、女性は1日7g未満(厚生労働省が推奨)を食塩量の目安にしましょう。

特に、塩辛などの高塩分食品は週1回以内にとどめるようにしましょう。

 また、野菜や果物不足は、脳卒中や心筋梗塞をはじめ、

さまざまな生活習慣病のリスクを高めますので、要注意です。

1日当たり野菜を350g以上とるように心がけましょう。

 さらに、食道がんのリスクとなる熱い食べ物や飲みものは、

少し冷ましてから口にするようにしましょう。

 

 

 

 

④運動

 身体活動量が高いと、がんだけでなく心疾患による死亡のリスクも低くなるため、

死亡全体のリスクが低くなると考えられています。
 

普段から体を動かす仕事であれば、問題はありませんが、

ほとんど座って仕事をしている人なら、通勤などのウォーキングを合わせて、毎日45分歩くことをお勧めします。(週1回程度は活発な運動を行いましょう)

 

 

 

⑤体形

 日本人の場合は、欧米人ほど肥満ががんに結びつかないことがわかっています。

むしろ、痩せていることによる原因で、

免疫力を弱めて感染症を引き起こすなどのリスクもあるので、適正体重を保つことが重要です。
 適正体重は

BMI=体重(kg)÷身長(m)2
 

BMIの数値が22を目標にしましょう
 糖尿病などは、やせるほどリスクが低下しますが、

がんを予防するためには、やせすぎないことも大切です。

 

 

 

 

 

がんを防ぐ為には、定期的な検診が必要です!

 

がん検診

 

 糖尿病患者さんが、がん発症リスクを下げるためには第一に血糖コントロールを良好にすることです。また、不幸にしてがんができてしまった場合でも、

早期のがんを見つけて早めに治療をすることで治癒に結びつけることも可能です。

そのためには、定期的に「がん検診」を受けることをお勧めします。

 

早期発見のためには定期的受診時に腫瘍マーカーなど血液検査や腹部超音波などの検査を受けるようにしましょう。

 

日本のデータでは糖尿病と乳がんのリスク関連は証明されませんでした。

しかし、欧米の研究では1.2倍位のリスクがあります。

2年に1回位の検診が勧められています。

子宮がんの早期発見には、20歳以上の女性に2年に1回の検診が勧められています。

 

 

 

 

 

筋トレががんのリスクを下げる

がんの発症は、過体重や肥満の影響も要因として考えられています。

がんを予防するには、適正な体重の維持が必要です。

そのためには、食生活の管理と運動習慣が効果です。

特に筋肉量をアップさせると基礎代謝が上がり、体が太りにくくなり肥満予防につながります。

 

筋トレは、どれくらいやればいいの?

と疑問に思う方もいますが、

いわゆる、フィットネスジムなら週1~3回、自宅でトレーニングを軽くやるなら一日置きと課題を見つけてみてはいかがでしょうか。

十分に効果が出てくると思います。

 

また、筋肉をつけるには、食生活が欠かせません。

筋肉を回復させるためのタンパク質、汗で失われがちなミネラルの摂取をすることで、

健康的な体作りをより促進できると思います。

 

 

簡単筋トレ―例―

 

https://www.youtube.com/watch?v=lJoRWOVfXBQ

 

 

まとめ

糖尿病とがんに共通の危険因子として、加齢に加え、肥満、運動不足、喫煙、過剰飲酒などの生活習慣があります。

糖尿病の治療として食事・運動療法に取り組み、肥満をなくすこと、禁煙や節酒に取り組むことはがんのリスクを減らすことにつながるかもしれません。
2人に1人はがんになる時代です。

本コラムを読まれた方が、がんのリスクを減らす対策をして頂けたら幸いです。

コラムを読んで頂きありがとうございます

 

 

 

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血糖値が継続して高い!これって糖尿病予備軍?

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 今回のコラムは『糖尿病予備軍』についてです。

 

 

 生活の欧米化に伴ない、糖尿病にかかる人が増え続けています。

 今や、成人の6人に1人は、糖尿病を抱えているか、糖尿病になる危険性が高い、

「予備軍」であるといわれます。
 

 しかし、病気についてよく知り、生活習慣を改善すれば、

 その進行を食い止め、治癒することは可能なのです。

 

 

 

糖尿病の予備軍とは

 糖尿病予備軍とは、どういう状態のことでしょうか?
 そもそも糖尿病は、空腹時血糖値やHbA1cの数値で診断しますが、

 

 これが正常よりは高いものの糖尿病の基準よりは下、という方が糖尿病予備軍となります。

 正確には、「境界型糖尿病」といいます。

糖尿病予備軍の原因

 糖尿病予備軍は糖尿病と同じで、血液中の血糖値が高い状態です。

 血糖はインスリンという膵臓(すいぞう)から分泌されるホルモンで調整されていますが、

 何らかの理由でインスリンの分泌が減った状態、

 もしくはインスリンが効きにくくなってしまう状態になると、血糖値が上がります。

 

インスリンの働きが弱まってしまう原因としては、

主に3つの原因が考えられます。

 

原因1:体質

 糖尿病は、遺伝する病気です。
 食生活も節制し、太ってもいないのに糖尿病の人もいます。

 

 こういった人は食事メニューを見直し、運動習慣をつけても、
 数値が改善しない可能性があります。

 

 

原因2:生活習慣

 糖尿病というだけあって、甘いもの食べ物が原因と思われがちですが、

 おやつなどの甘いものだけが原因ではありません。

 

 何をどの時間に食べるかが重要ですので、間食を控え、食べるものを見直す必要があります。

 次に運動です。

 

 日々の運動量が少ないと、糖が使用されず、血糖値が上がりやすい状態になってしまいます。

 また、内臓脂肪が多いと、インスリンの働きを低下させる可能性があります。

 

 

原因3:肥満

 糖尿病の人は8割が肥満か、過去に肥満の時期があった方に多い傾向があります。

 肥満はインスリンの効果を弱めてしまい、血糖値の上昇につながります。

 

 

 

 

 

糖尿病と糖尿病予備軍の違いは?

 ここまで糖尿病予備軍について説明してきましたが、

 糖尿病とはどう違うのかを説明します。

 

  糖尿病は、空腹時の血糖値が126mg/dL以上、

 または食後2時間後の血糖値が200mg/dL以上の場合に診断されます。

 

 一方、糖尿病予備軍は、空腹時の血糖値が100mg/dL以上、

 または食後2時間後の血糖値が140mg/dL以上で、

 糖尿病と診断される基準には達していない状態です。

 

 糖尿病予備軍の方は糖尿病になるリスクがかなり高く、

 生活習慣の改善や適切な体調管理を行うことが大切です。

 定期的に血糖値を測定し、血糖値のコントロールに努めなければいけません。

 また、適切な食事や運動、禁煙などの生活習慣改善も必要です。

 

 

 

 

糖尿病予備軍になると、どうなるの?

 糖尿病予備群の段階では、目立った自覚症状がありません。

 

 そのため、健康診断で血糖値について指摘されても、

 糖尿病ではないから大丈夫と考える人も少なくありません。

 

 ただ、体の中ではすでにインスリンが出にくくなったり、

 作用しにくくなったりするといった変化が起きている可能性があります。

 

 放置すると糖尿病になるリスクが高くなります。

 

 また、糖尿病予備群や糖尿病では動脈硬化を招きやすく、

 心筋梗塞や脳梗塞などの命に関わる病気の発症率が高くなることが分かっています。

 

 

 正常な方と比べると、

 糖尿病予備群は2.2倍も心筋梗塞や脳梗塞など、

 病気を発症するリスクがあるといわれています。

 

 そのため、糖尿病予備群に当てはまる方は早めの対策が必要になります。

 

 

 

そこから進行して、糖尿病を発症するとどういう症状が?

 糖尿病を発症する実際にどんな自覚症状あるでしょうか?

 下記でまとめてみました。

 

自覚症状1:のどが渇く、尿が多くなる

 のどがやたら渇き、飲み物をたくさん飲むようになります。

 そして、たくさん尿がでます。

 

 これは、血糖値が高くなると尿に出てくるブドウ糖が増え、

 それとともに尿がたくさん出ることで、脱水症状を起こすことが原因です。

 

 

 

自覚症状2:だるさ、疲れやすさ

 何もしていないのに疲れたり、だるくて動きづらくなります。

 その原因は、インスリンの作用不足によってブドウ糖をうまく使えなくなり、

 体がエネルギー不足に陥るためです。

 

 

 

自覚症状3:食べているのに体重が減る

 たくさん食べているのに、体重が減っていくのも糖尿病の症状の一つです。

 糖尿病は太るとなりやすい、というイメージがあると思いますが、

 逆に重症の糖尿病では体重が減ります。

 

 インスリン不足によるエネルギー不足を補うために、筋肉や脂肪が使われてしまうからです。

 

 

 

糖尿病の合併症による症状

 血糖値が高い状態が続くと、徐々に糖尿病の合併症が進行していきます。

 合併症により、次のような症状がおこります。

 

合併症による症状1:目がかすむ、視野がかける、視力が落ちる

 糖尿病網膜症の症状で視力に異常がでることがあります。

 ひどい場合には失明することもあります。

 

 

合併症による症状2:手足のしびれ、痛み

 糖尿病神経障害の症状です。

 手足の先がしびれ、痛みが出たりすることがあります。

 さらに感覚が鈍くなって、痛みを感じにくくなることもあります。

 

 

合併症による症状3:立ちくらみ

 自律神経の障害により、立ちくらみを起こしやすくなります。

 便秘・下痢、汗をやたらかくようになるのも自律神経障害の症状です。

 

 

合併症による症状4:足のむくみ

 糖尿病性腎症が進行すると、腎不全になり、手足や顔がむくむ症状が出ます。

 

 

合併症による症状5:傷が治りにくい、感染症にかかりやすい

 血糖が高い状態では体の抵抗力が低下するため、傷が治りにくかったり、

 感染しやすくなったりします。

 

 神経障害による痛みの感じにくさも重なると、

 傷があっても気がつきにくくなってしまい、

 ひどい場合には、足の水虫が悪化して、

 足壊疽(あしえそ=皮膚組織の死滅)を起こすこともあります。

 

 

 

 

糖尿病を防ぐには

 糖尿病の予防には、食生活の改善と運動の習慣がとても重要です。

 進行した糖尿病では、薬物療法やインスリンを注射する方法が併用されることもありますが、

 基本となるのはあくまでも運動療法と食事療法になります。

 

 

糖尿病を防ぐには、運動が必要!

 特に有酸素運動により酸素の消費が促されると、血糖値を下げる効果が期待されます。

 運動療法のポイント↓↓。

 

運動の種類と強度

 運動療法で、特に推奨されているのは有酸素運動があります。

 具体的には、ウォーキング・ジョギング・サイクリング・水泳など、

 酸素の消費を高める運動のことです。

 血糖値を下げる効果があります。

 

 運動療法の強度は、運動の種類によって異なります。

 強度の低い運動の一例は、

 ウォーキング・ラジオ体操・平地でのサイクリングなどです。

 

 強度が中程度の運動としては、

 ジョギング・坂道でのサイクリング・階段の上り下りが挙げられます。

 

 強度の高い運動にはサッカーや水泳などが該当します。

 

 運動療法を継続するには、無理なく楽しく行える運動を選ぶことがポイントです。

 また、ハードな運動はかえって体に負担をかけてしまう可能性もあります。

 ややきつい(本人の感覚)くらいの強度で行うことが重要です。

 

 

 

 

1回の運動量・運動の頻度

 運動療法は継続する必要があります。

 運動の頻度として週に2回のペースを保つとともに、

 運動量は1回あたり30~60分を目安に時間を確保しましょう。

 

 

運動の注意点

 運動療法は体に負担をかけない範囲で行いましょう。

 また、網膜症や心臓病などの病気がある方は、運動を避けたほうがよい場合もあります。

 糖尿病治療のために運動療法を行うときは、

 必ず医師の指示のもとで体を動かすようにしましょう。

 

有酸素運動の参考

https://www.youtube.com/watch?v=yR8w1t9nipY&t=176s

 

 

 

糖尿病防ぐには、食事改善が必要!

 食事療法では、食事から過剰な糖分を摂取する習慣を正すことで血糖コントロールを行います。

 また、食習慣を見直しは食べ過ぎによる肥満の予防にもつながります。

 

食事療法のポイント↓↓

 

一日の適正なエネルギー量を摂取する

 摂取エネルギーの量を適正なカロリーに調整する必要があります。

 まずは、ご自身が1日に必要とする総エネルギー量を知り、

 それ以上のエネルギーを摂取しないよう改善していきましょう。

 

 

栄養バランスの良い食事を食べる

 摂取エネルギーを抑えながらも、栄養バランスの良い食事を取ることが必要になります。

 あらゆる食品はビタミン・ミネラルに分類されます。

 

 これらがバランス良く含まれる、栄養に偏りのない食習慣を心掛けましょう。

 

 

1日3食、規則正しい時間に取る

 朝食・昼食・夕食で均等にエネルギーを摂取することも

 健康的な血糖値を保つためのポイントです。

 また、毎日の食事を規則正しく取ることも重要です。

 

 できるだけ毎日同じ時間帯に食事をしましょう。

 

 

糖質に注意する

 血糖値を高める原因となる栄養素は糖質です。

 米や小麦などの穀類は糖質が多いため、食べ過ぎに注意してください。

 

 

よく噛んでゆっくり食べる

 食事の際は早食いをするのをやめて、よく噛んで食べることが大切です。

 ゆっくりと食べることにより、糖質の急激な吸収を抑えやすくなります。

 

 

まとめ

 糖尿病と診断された方や、糖尿病予備群と判定された方は、

 運動療法と食事療法を中心として、糖尿病の改善および予防に努める必要があります。

 高血糖状態が続くことは、生活習慣が原因とがある可能性があります。

 改善にむけたライフスタイルの見直しが必要です。

 

 また、運動不足や食べ過ぎなどの生活習慣は、糖尿病のリスクを高めます。

 まだ糖尿病と診断されていない予備軍の方も、

 今のうちから生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

 本コラムを読んで頂きありがとうございます。

 

浜松市(鴨江・葵東)、豊橋市にあるS-paceでは経験豊富なパーソナルトレーナーがおります。今回ご紹介した内容以外にも、もちろんトレーニングのことや食事指導など1人1人のお悩みに合わせた改善方法を導き出し、ご対応させていただきます。

 

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えっ!?高血糖だと感染症のリスクが上がる原因

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S-pace【エスペース】です。

 

 今回のコラムは『糖尿病と免疫力の関係』についてです。

 

 

 糖尿病患者の方は、免疫力が落ちやすい傾向にあります。

 すなわち、それは感染症にかかりやすくなります。

 ここで、重要なのが運動を継続的にに行うことです。

 運動は血糖値を下げるだけでなく、高血圧、脂質異常症の改善に有効です。

 筋肉や骨を丈夫にし、心肺機能も高め、さらにはメンタルヘルスにも良い効果をもたらします。

 このような効果が体の免疫システムを強化し、感染症のリスクを減らす効果があります。

 興味のある方は、ぜひ、このままお読み下さい。

 

 

 

 

 

糖尿病と免疫力の関係について

 糖尿病患者の方は、よく免疫が落ちて、感染症にかかりやすいなどと言われていますが。

 なぜ、糖尿病患者の方は免疫力が落ちるのでしょうか?

 そもそも免疫とは、ウイルスなど病原体が体内に侵入したときに、それらに抵抗して体を守る仕組み、能力のことを指します。

 免疫機能についてはとても複雑なので、詳しい説明は省略させて頂きますが、

 糖尿病患者さんの免疫力が低下する原因は下記になります

 

高血糖による免疫力の低下

血糖値が高いと病原体を殺そうとする白血球の働きが悪くなり、病原体に対する抗体の能力が落ちることが大きな原因と考えられます。

 

 

 

糖尿病による合併症

 例えば、糖尿病患者に起こりやすい、動脈硬化が進行すると、末梢組織に血流が十分に行き渡らなくなり、傷が治りにくくなります。

この状態を免疫力が落ちている状態です。

 また糖尿病腎症にかかった場合は、腎機能障害そのものが免疫を低下させます。

 糖尿病患者の方が感染症にかかりやすくなるリスクは、糖尿病患者ではない方と比べて、感染症全体で約1.2倍、特に皮膚、軟部組織感染症は約1.7倍、結核の発症リスクは約3倍上昇すると報告されています。

 上記のように糖尿病患者さんは感染症にかかりやすい、重症化しやすいと言われますが、普段から血糖コントロールを良好な状態に保てていれば、これらのリスクは大幅に軽減できます。

 さらに、糖尿病患者の方が特に気をつけたい、感染症について正しい知識をつけ、普段から感染予防、重症化予防をすることは非常に大切なことです。

 

 

 

かかりやすい感染症とは?

 尿路感染症、呼吸器感染症、胆道感染症、皮膚の感染症、歯周病などにかかりやすく、

 糖尿病でない方と比べて重度の感染症を起こしやすいと言われます。

 また、免疫が弱いと体のまれな部位に感染を起こすことがあります(悪性外耳道炎、気腫性腎盂腎炎、腎膿瘍など)。

 

 特に血糖コントロールが悪い方は、細菌や真菌に抵抗する力が弱くなるので、重症化しやすいと言われています。

 下記では、糖尿病の方がかかりやすい感染症について説明致します。

 

 

尿路感染症(にょうろかんせんしょう)

 尿路感染症は頻度が一番多く、膀胱炎、急性腎盂腎炎がその代表です。
 膀胱炎は、糖尿病の男性では約5%、女性では約10%にみられ、糖尿病でない方と比べると尿に細菌が混じっている割合が2~5倍であると言われています。

 尿路感染症では、頻尿・残尿感・高熱・寒気の症状がみられることがあります。

 これらの症状がある場合は、早めに受診しましょう。

 

 

呼吸器感染症(こきゅうきかんせんしょう)

 肺の感染症にもかかりやすく、たとえば肺炎、肺膿瘍などがあります。
 糖尿病の方は結核にかかる割合も高いと言われており、結核と診断がついた方の約15%が糖尿病患者という報告もあります。

 

 

 

皮膚の感染症

 糖尿病の神経障害により感覚が鈍くなったり、血管障害で血流が滞り、からだの隅々に栄養が行き渡らなくなったりすると、皮膚組織の感染症になる可能性があります。
 糖尿病では、皮膚が乾燥する場合があり、痒みによる引っ掻き傷から感染することがあります。

 また、陰部や爪、趾間のカンジダ症や、足白癬(水虫)になりやすいと言われています。

 

 足底や下腿に痛みを伴わない水疱や血疱ができることもあります。

これらは糖尿病水疱症といって、破裂して感染してしまうと、糖尿病壊疽に発展しやすくなります。
このように、糖尿病の方は足の感染症にかかりやすいので、フットケアが大切です。

 

https://s-pace-sun-roots.com/2023/02/04/importance-of-foot-care/

 

 

歯周病

 口のなかの病気にも糖尿病は深く関わります。

 歯周病は、細菌の感染による歯周組織の慢性的な炎症であり、糖尿病では重症化しやすいと言われます。
 歯周病では、歯肉が腫れ出血しやすくなり、進行すると歯茎が下がって、歯が長くなったようにみえます。

 歯周ポケットが深くなると、血や膿が出てくることもあり、最終的には歯が抜ける場合もあります。

 歯周病が重症であると血糖値も悪くなり、逆に歯周病治療によって、慢性炎症がよくなると、血糖値はよくなると言われています。

 

 

 

 

免疫力をつけるには、運動と食事が重要!!

なぜ、運動が免疫力をつけるにはよいのでしょうか?

 

 

 

 糖尿病患者の方は、健康的な食事と運動習慣を身につけることで、血糖値のコントロールが可能になり、感染症にかかる可能性も半分以下になるといわれています。
 また、血糖値を下げる薬を予防的に飲むよりも運動を続けたほうが効果的といわれています。

 実際の運動の効果としては、筋肉でぶどう糖や脂肪の利用が増加し、食後の血糖上昇が改善される。

 インスリンの働きがよくなって、血糖コントロールがよくなる。

 血液中の中性脂肪が少なくなり、HDL(善玉)コレステロールが多くなる、さらに血圧が高い人では、血圧が下がる効果があります

 

 

血糖を下げる効果的な運動

ウォーキング

持久力や筋力が高いと生活習慣病の発症リスクが低くなることが明らかになっています。

持久力や筋力を向上させるには、筋肉や骨格を意識して体を連動させ、しっかり動かすようにするとよいでしょう。

 最初は普段どおりに歩き、背筋をのばすことやひじを後ろに引くことを意識してみましょう。慣れてきたら少し速く歩いてみます。
 筋力の向上には、階段や坂道を歩くことが効果的です。
 心臓や肺の機能が向上して持久力が高まり、消費エネルギーが増えて内蔵脂肪がたまりにくくなり、生活習慣病の予防につながります。

 

 

 

どんな食事方法が免疫力を上げるのでしょうか?

野菜はたっぷり食べましょう!

低エネルギーでビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富なので、肥満防止につながります。

 

食事は規則正しく、時間をかけて食べよう

朝食を抜いたり、食事時間が不規則だったり、寝る前3時間の間に食べるのはよくありません。
ゆっくりよく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぐことができます。

 

甘いものや油っぽいものは食べ過ぎない

太りやすい食品なので、食べ過ぎに気をつけましょう。

大勢で大皿から食べると、どのくらい食べたかわかりづらいため、たくさん食べてしまいがちです。

 

GI値の低い食品を選びましょう

食後に血糖値を上げる度合いやスピードは食品によって異なり、それを数字で表したものを「GI値」(グリセミック・インデックス、血糖上昇指数)といいます。

同じカロリー、同じ糖質量でもGI値が高い食品ほど食後血糖値が上がりやすく、GI値の低い食品ほど食後血糖値が上がりにくいといわれています。

 

主食では、白米より玄米の方がGI値は低く、野菜、きのこ、海藻類は比較的GI値の低い食品です。また、ゆっくりよく噛んで食べたり食物繊維を多く摂ると、血糖値の上昇がゆるやかになります。

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維があり、血糖値の上昇をゆるやかにする作用があるのは水溶性食物繊維であり、ごぼうや納豆、切干大根などに多く含まれています。

 

 

 

まとめ

 糖尿病患者の方の感染症予防の基本は、できるだけ健康的な生活を維持し、ふだんから細菌類に対する抵抗力をつけておくことです。

 からだをよく動かすこと。
運動により血流がよくなると、細胞の修復機能が高まり、抵抗力が強くなります。

 食生活については、摂取カロリー量を守ることはもちろんですが、

 栄養バランスにも気を配り、上記のように正しい食事を心掛けましょう!
 そして、最も重要なのは血糖コントロール。

 感染症のかかりやすさも、血糖値の高さと、血糖値が高かった期間の長さに影響されます。

 より良い血糖コントロールを続けることが、感染症予防に一番効果があります。

 本コラムを読んで、糖尿病と免疫力の関係に興味が頂ければ幸いです。

 読んで頂き、ありがとうございます。

 

 

 

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あなたが糖尿病にかかる確率が分かっちゃう○×問題

こんにちは。

浜松市・豊橋市の

パーソナルトレーニング・

コンディショニング専門店

 

S-pace【エスペース】です。

 

 

 

今回のコラムは

最近血糖値が高いと感じる方や

以前に糖尿病と診断された方に

読んで頂きたい内容になります。

 

今回は

糖尿病になりやすい

生活習慣を質問形式で

書かせて頂きました。

 

一つでも当てはまっていたら

糖尿病になってしまう

可能性があります。

 

ですので今のうちから改善して

糖尿病を未然に防ぎましょう。

 

それでは下記の質問に○か×でお答え下さい。

 

番号 質問項目 ○or×
1 ご飯を食べたらすぐ寝てしまう  
2 1週間に1回以上運動する習慣がない  
3 喫煙者である  
4 毎日お酒を2杯以上飲んでいる  
5 ご飯は満腹になるまで食べてしまう  
6 朝ごはんは食べない  

 

いかがだったでしょうか?

〇の数が多ければ多いほど糖尿病にかかる

危険度が高いです。

 

〇がひとつでもあって

手足がしびれるなどの

糖尿病の初期症状と

 

思われるような症状が出ている場合は

すぐに医師の診断を

受けることをお勧めします。

 

 

糖尿病を引き起こす原因

糖尿病になってしまう原因は

いくつかありますが

 

大きな要因として

炭水化物(糖)の摂りすぎが挙げられます。

 

炭水化物を一気に摂ったり、

カップ麺などのように

 

1食で炭水化物だけの

食事になったりすると

血糖値が急激に高まってしまいます。

 

そんな食事が続いてしまうと

インスリンの働きが悪くなり

 

常に血糖値が高い状態と

なってしまうことで

糖尿病となってしまうのです。

 

そうならないために

血糖値の上昇率を抑えられる

食事方法を2つお伝えしますので

ぜひ実践してみて下さい。

 

食べる順番に気を付ける

・よく噛んで食べる

 

この2点に気を付けて食べましょう。

 

炭水化物を最初に食べると

血糖値が急上昇してしまいます。

ですがおかずから食べることによって

血糖値の急上昇を抑えることができます。

 

次によく噛んで食べると

満腹中枢が刺激され食べ過ぎを

抑えることができます。

 

普段あまり噛まずに早食いで食べる

人は肥満になりやすく

短時間で大量の糖を摂取するため

血糖値が急上昇しやすいです。

 

さらによく噛んで食べると、

交感神経が刺激されるため

脂肪燃焼しやすくなるのです!!

 

以上の2点を意識するだけでも

血糖値の上昇をだいぶ

抑えることができます。

 

糖尿病とは血糖値の急上昇が

多いほどなりやすい病気です。

 

 

日々のちょっとした意識が

糖尿病を予防してくれるので

今日から是非やってみて下さい。

 

この記事を読んでくれた方の

糖尿病にかかるリスクを

少しでも減らせたら

すごく嬉しいです。

 

最後まで読んで頂き

ありがとうございました。

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