急な腰の痛みの対処法~ぎっくり腰になったらどうしますか?~

こんにちは。

浜松市・豊橋市の

パーソナルトレーニング・

コンディショニング専門店

S-pace【エスペース】です。

 

今回は「急な腰の痛みの対処法」についてお話します。

実はぎっくり腰って冬ではなくて、この時期に多いってご存じでしたか?

 

寒い方が腰は痛くなるんじゃないの?

 

そんな風に思われる人もいるかと思います。

 

確かに多くの人が腰の痛みに関しては冬のように寒い時期に悩まされます。

そのようなことを聞いたことがある人も腰の痛みは寒い時期よりも

5月からの暖かくなる時期に多いんです。

 

その理由も含めて説明していきますね!

 

今回の記事では

①急な腰の痛みの対処法

②やってはいけない対処法

③なぜ暖かくなる時期にぎっくり腰が多くなるのか?

が分かります。

 

ぜひ最後までお読みください!

 

これからお伝えするぎっくり腰の程度は

・何とか動かせる

・歩くことができる

・寝た状態からゆっくりでもいいので起き上がることができる

のが前提条件です。

 

もしこれらができないのであれば、

重症なぎっくり腰ですので逆に動かすのは厳禁です!

 

・痛み止めを飲んで痛みを抑える

・動くことができるまではとりあえず安静

という対処法が一番の選択肢です。

 

ご注意くださいね!

 

①急な腰の痛みの対処法

・重い荷物を持ち上げた

・床にあるものを取ろうとして前かがみになった

・しばらくの間、中腰姿勢をとって元に戻ろうとした

 

こんな感じで急に腰が痛くなることが多いかと思います。

もしかしたらあなたも経験があるのではないでしょうか?

 

このように急に腰が痛くなった時、あなたはどのように対処しますか?

ここで3択クイズです

 

1:温める

2:痛みが引くまで安静にする

3:可能な限り日常生活の動きをする

 

さあ、あなたならどれを選択しますか?

 

正解は・・・

 

3:可能な限り日常生活の動きをする

 

なんです!

 

え~~~!

という声が聞こえてきそうです(笑)

 

1の「温める」というのは、ケガをしたら「アイシング(冷やす)」というのが一般的になってきたので

「不正解」

というのは分かるけど

2の「痛みが引くまで安静にする」は「???」という方も多いのではないでしょうか?

痛いのに動かすの?

余計に悪化するんじゃないの?

どうして3の「可能な限り日常生活の動きをする」なの?

って思うかもしれませんね!

 

その理由をこれから説明していきますね。

 

結論から申し上げますと、

・動かさないことで関節や筋肉が硬くなってしまう

・硬くなった関節や筋肉の可動域や柔軟性を戻すのに時間がかかる

・痛みが引いた後の硬くなった関節や筋肉が原因で全身の動きが悪くなる

・安静にすることで痛みが軽減した後の回復が遅くなる

・痛みはありながらも初期段階から動いていた方が関節や筋肉の動きが硬くならずに済む

が安静にしない理由です。

 

一昔前まではぎっくり腰は

【安静が良い】

というのが定説でした。

 

しかし、いまは

【可能な限り動かす】

が整形外科や接骨院、整体でも普通になっています。

 

もしあなたが最近(ここ10年の間)、整形外科や接骨院、整体にぎっくり腰で通院して

「とりあえず痛みが治まるまで安静にしていてください」

と言われたら、それは私としては疑ってしまう対処法ですね・・・

 

とはいえ、動かすにも程度があります。

 

ポイントは

・中腰にならない

・重たいものは持たない

ことは前提して、

・20~30分に一度は姿勢を変える

ことを意識的に行います。

 

デスクワークでしたら、

30分に一度は立ち上がり、少し歩く

ことをお勧めします。

トイレ休憩に行く感じですね!

 

ご自宅にいるなら、

横になったときに、30分に一度は寝返りを打つ

座っているのなら、30分に一度は立ち上がる

 

 

このように20~30分に一度動くことで

関節や筋肉が硬くなるのを防ぐ

ことができます。

 

特に体の痛みが無くても

・30分同じ姿勢

・30分以上の車の運転

・長時間の会議で座りっぱなし

などでは腰や体が硬くなってしまった経験はあなたにもあるのではないでしょうか?

 

とにかく硬くならないように

定期的に可能な限り体を動かすこと

重要なポイントです!

 

「可能な限り」というのは

痛いけど動かせる範囲

という意味です。

 

「あたたた・・・」

と言いながらも何とか動かせる範囲でゆっくりでいいですから動かしていきましょう!

 

 

②やってはいけない対処法

ぎっくり腰において逆にやってはいけない対処法があります。

それは、

・ソファーに座る

・お風呂で温める

・痛いので安静にするためにずっと横になっている

・ストレッチや筋トレをする

この4つです。

 

「ソファーに座る」はなぜだめなのでしょうか?

それは骨盤が後ろに傾き、腰椎(腰の骨)が丸まり、中腰のような姿勢になるからです。

中腰は腰椎に負担をかける状態です。

 

ソファーに座った状態から立ち上がるのには

骨盤が前傾し、腰椎を反らすような動きが必要です。

痛みがあって大きな動きができない時に、中腰姿勢からの立ち上がりは腰への負担が大きくなるので厳禁です。

 

 

ソファーではなく通常の椅子に、骨盤を立てて座るのはOKです。

 

「温める」が適切な処置でないのは、あくまでも痛みが強い急性期の時期だけであり、痛みが落ち着いてきたら温めて関節や筋肉の可動域を回復させていきます。

誤解のないようにお願いします!!!

急性期は患部への血流が増えます。

急性期に血流が良くなりすぎると周辺の神経が活発に反応するので痛みが増大します。

アイシングで冷やすことにより神経の反応を低下させ痛みを感じにくくさせます。

 

ぎっくり腰ではない慢性的な腰痛や強い痛みが軽減した後の痛みであれば温めるのはとても効果的です!

温めてストレッチや体操をすることで動きがラクになり、腰痛が軽減していきます。

 

「痛いので安静にするためにずっと横になっている」

これはさきほどの急な痛みの対処法で述べましたね。

可能な限り動かしましょう!

 

「ストレッチや筋トレをする」は腰の動きが過剰になったり、負荷がかかるのでやってはいけない対処法になります。

というよりは、おそらく痛くてできないと思いますが・・・

スポーツにおいては痛みの強い急性期は、日常生活動作ができるようになるまで休むか別メニューにしましょう。

休みたくない気持ちは分かりますが、ぎっくり腰では満足した動きができませんし、無理することで回復が遅くなりますので、グッと我慢しましょう!

痛みが軽減してきたら、痛みのない範囲でできる動きをするのはOKです。

 

③なぜ暖かくなる時期にぎっくり腰が多くなるのか?

「寒い時期はぎっくり腰に気を付けましょう」

そのようなことを聞いたことがある人もいらっしゃると思います。

確かに寒い時期は関節や筋肉が硬くなり、痛みが出やすいです。

寒い時期は、腰痛を含めて膝や肩などにも痛みが出ることは多いですね!

しかし、寒い時期は急性的なズキっという強い痛みというより、慢性的なジワっとするような痛みがでやすいです。

つまり、ぎっくり腰というよりは血流不足や硬くなることで痛みが出るものがほとんどです。

 

では、5月のように暖かくなってくるとぎっくり腰はなぜ起こりやすいのかを説明しますね。

ずばり、ぎっくりになる理由は

「急に体を動かすことが多いから」

です。

 

今までは寒くて動かなかった体を暖かくなってきたことで動かす機会が増えます。

動かしていなかった体は関節や筋肉が硬くなっています。

しかし、硬くなっていることや動きが悪くなっていることに気づかずに動かすことで

関節や筋肉に過剰な負担がかかり、ぎっくり腰になってしまうのです・・・

 

日頃からある程度ストレッチや運動などをしている人はそれほど硬くなっていないでのですが、

デスクワークが多い、運動不足の人は注意が必要です。

 

プロのアスリートですらぎっくり腰にはなりますので、

運動していれば

ストレッチしていれば

確実にぎっくり腰を防ぐことができる

というわけではありませんが、予防にはなります。

 

最近では、You TubeやInstagramのような動画でいろいろなエクササイズやトレーニングが紹介されています。

もちろん、それで動きが理解できて、体が変われば問題ないのですが、なかなかうまくいきません。

 

それは

・フォームが適切ではない

・動かし方が合っていない

などが原因です。

これは、専門家に見てもらった方がいいですよ。

 

浜松市・豊橋市のパーソナルトレーニング・コンディショニング専門店

S-pace【エスペース】

では、お一人お一人に合わせたパーソナルトレーニング・ケアをご提供しております。

 

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