糖尿病合併症

糖尿病合併症の怖さとその予防方法

こんにちは。

浜松市・豊橋市の
パーソナルトレーニング・コンディショニング専門店
S-pace【エスペース】です。

 

 今回のコラムは『糖尿病合併症』についてです。

 

糖尿病の合併症とは・・・

日本人の4人に1人は糖尿病かもしくは、その予備群といわれています。

糖尿病は、直接的に命に関わる病気ではありませんが、自覚症状がないまま進行して、
合併症を起こすことが大きな問題となります。

なかでも「糖尿病性網膜症」「糖尿病性神経障害」「糖尿病性腎症」は三大合併症と呼ばれています。

いずれも血糖値が高い状態が続くことによって、細い血管の障害を引き起こし、発症します。

しかし、きちんと血糖値をコントロールできれば、合併症を予防できることがわかっています。

そのためにも、しっかり治療を行い、きちんと血糖値を下げることが必要です。

 

 

 

糖尿病の合併症

糖尿病神経障害

糖尿病神経障害は、高血糖により、手足の神経に異常をきたし、足の先や裏に痛みやしびれなどの感覚異常があらわれる合併症です。

痛みが慢性化する場合や、進行して知覚が低下した結果、足潰瘍(かいよう)や足壊疽(えそ)となり、症状がひどい患者さんは足の切断になる方もいらっしゃいます。

自覚症状がある場合は、早めの受診をお勧め致します。

 

 

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症は、高血糖により、眼の網膜にある非常に細い血管が障害を起こす合併症です。

症状が進行すると失明に至る可能性があります。

糖尿病網膜症は、自覚症状がないまま進行していきますので、
早期発見するために、年に1回以上眼底検査を行うことをお勧めします。

糖尿病腎症

糖尿病腎症は、高血糖により、腎臓にある非常に細い血管が障害を起こす合併症です。

症状が進行すると、老廃物を尿として排泄する腎臓の機能が失われてしまうため、最終的に透析治療を要することになります。

この合併症も自覚症状がないまま進行していきますので、
早期発見するためには、定期的に腎臓の機能を検査する必要があります。

 

 

合併症を予防するには、筋トレをすることが重要?

三大合併症を予防するには、血糖のコントロールが重要です。
筋トレには筋肉が増加し、グルコースを消費しやすくなり血糖値のコントロールに効果的です。
筋トレをしないと、筋力が低下、体力が落ちて座っている時間が長くなり、
グルコースの消費が少なくなり血糖のコントロールができなくなります。

さらに有酸素運動(ウォーキング・ジョギング)をすることも重要です。

有酸素運動を行うにも基礎体力が必要で、筋トレをすることはとても重要です。

 

 

 

 

筋トレはまず、できることから始めましょう!

筋トレの初心者の方は、無理をせず簡単(寝ながら、座りながらの姿勢)なトレーニングから実施してみてください。間違ったフォームで行うと、怪我や効果が出ないなど原因になります。

さらに筋トレを行う前はストレッチや体操を行い、筋肉を温めてから実施してください。

筋トレ後は疲労を残さないためにストレッチを行うことをお勧めします。

 

筋トレのポイント

年齢を重ねるごとに低下する筋肉(特に下半身の筋肉)を鍛える必要があります。

低下する筋肉が弱くなれば、代謝が下がりうまくグルコースが消費されません。

その為、このコラムでは、体幹、お尻、太もも前、ふくらはぎの大きな筋肉を中心に鍛えていきます。

 

筋トレ

 

 

 

 

ストレッチでも血糖値のコントロールができる?

ストレッチは硬い筋肉がほぐれ、日常生活でも大きな動きが可能と消費カロリーが高くなり血糖のコントロールがしやすくなります。
さらに柔軟性が向上した状態で筋トレを行うと大きな動きが可能となり、より効果的です。 
運動が苦手な方や運動不足の方はストレッチから始めても軽度の運動になりますので、
十分に効果があります。

 

ストレッチ基本の4つのポイント

①時間を20秒以上かけて伸ばす
 最初の5-10秒で適度な位置を定めるため、そのあとの時間が大事です。

②痛くなく気持ちよいところで止める
 痛いほど伸ばすと、かえって筋肉が硬くなるので効果が低くなります。

③呼吸を止めないこと。
 ゆっくりと深い呼吸は緊張を和らげる効果があり、より筋肉がリラックス状態になります。

④部位を適切に選択すること。
 全身の筋肉をストレッチ行うためには時間がとても必要です。
 目的に応じて適切な種目を選択して効率的に行いましょう。

 

 

ストレッチ

 

 

 

 

最後に

合併症を予防するためにも、糖尿病と診断されたら運動や食事、必要に応じて薬を使った治療を行い、血糖値をコントロールすることが重要です。

血糖値が安定している場合でも、定期的に血糖値や血圧、体重、尿たんぱくなどの検査を受け、
合併症の進行に注意する必要があります。

糖尿病の合併症のコラムを書きましたが、
合併症になる前に血糖のコントロールするためにストレッチ、筋トレでくい止める必要があります。

本コラムを参考にして、合併症の怖さなどを知って、予防する方がいらっしゃると幸いです。
お読み頂きありがとうございます。

 

 

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