あなたは当てはまる??糖尿病危険度チェック

こんにちは。

浜松市・豊橋市の

パーソナルトレーニング・コンディショニング専門店

S-pace【エスペース】です。

 

 今回のコラムは『糖尿病危険度チェック』についてです。

 

40歳以上の4人に1人と、急増している糖尿病。 
あなたは糖尿病の原因を知っていますか? 

 

 

血糖値とは

私たちが毎日口にする食事には、多くの糖が含まれています。

ご飯…角砂糖14個分

パン…角砂糖9個分

麺類…角砂糖10個分

その食事から摂取した糖は小腸から吸収され、血管の中に入ります。

その糖をエネルギーに変えるために働いてくれるのが【インスリン】です。

このインスリンのおかげで食事で上がった血糖値が下げられていくのです。

 

 

大事なのはインスリン

先ほども述べた通りインスリンは血液の中の糖をエネルギーに変えて血糖値を下げる唯一のホルモンです。

インスリンがなければ 血糖値を下げることができません。

また、アジア人はアジア人は欧米人よりもインスリンの分泌量が少ない人が多いので、もともと糖尿病になりやすいことがわかっています。

 

糖尿病に原因として挙げられるインスリン量の低下ですが、インスリン の低下には以下の原因も考えられます、

・ストレス

・加齢

・遺伝

・インスリンが効かない

・内臓脂肪が多い

 

では、インスリンの低下などにより起こる糖尿病はどのようなものなのでしょうか。

 

 

 

 

糖尿病の仕組み

先ほどの説明の通りインスリンの低下により、血液内に糖が溜まります。

血糖値は上昇したままになってしまします。

そこから、血管の内側に活性酸素が大量に発生します。

糖が血液で渋滞し、活性酸素が血管を破壊してしまいます。

その結果、酸素・栄養素が届かなくなり、自覚症状が出始めます。

 

【例】足や手の痺れ、頻尿、多尿、多汗。枯渇感

その状態が続くと、多くの合併症を引き起こします。

 

【例】神経障害、網膜症、腎症

以下になりやすい症状を説明します。

 

足や手に痛みやしびれ

毛細血管がダメージを受けて酸素や栄養が運ばれなくなり、末梢神経が障害を受けるので、足の指や足の裏に痛みやしびれがでてきます。

症状が進むにつれ、手にも痺れが出てきます。

 

 

ED(勃起不全)

高血糖が続くと神経に障害が起きて、性的な刺激を感じづらくなります。

活性酸素により血管が壊されており、勃起するための血流が阻害されます。 以上のどちらか、もしくは両方が原因でEDになりやすくなります。 

 

皮膚乾燥・かゆみ

血流が悪くなり、皮膚に必要な栄養や酸素が運ばれなくなってしまいます。

そこから、皮膚が乾燥してかゆみが出てきます。

 

頻尿・多尿、多汗、のどが渇く

血液中の糖を体の外に出そうとして、腎臓が大量に尿を作るため頻尿や多尿になりやすくなります。

汗が多くなるのも、汗として糖を体外に排出しようとする体の正常な防衛反応です。そのため、尿や体臭はかすかに独特の甘い臭いになってきます。
また、体から水分が失われていくので、のどの渇きは徐々にひどくなります。

これらの症状が出ているとしたら、糖尿病はかなり進行しています。

 

 

恐いのは合併症

初期症状の次には、深刻な合併症が起こり始めます。
血糖値の1~2ヵ月の平均であるHbA1cが7.0%を超えていて、対策を行っていない場合、合併症を発症するリスクが確実に高まります。
次の3つの合併症は、糖尿病の3大合併症です。 

 

糖尿病性神経障害

神経細胞に血液が届かなくなり、手や足の感覚が鈍ります。
初期症状である発汗異常や立ちくらみ、便通異常、男性の場合は勃起障害も起こります。
ちょっとした傷や水虫により足が腐り、年間2万本もの脚が切断されています。

 

糖尿病性網膜症

日本人の失明原因第2位になる網膜症。毎年3,000人の糖尿病患者が視力を失っています。
目の毛細血管が破れて酸素や栄養が届かなくなってしまいます。
かなり進行しても自覚症状が出にくいのが特徴で、ある日突然目の前が真っ暗になることが多くあります。

 

糖尿病性腎症

血糖値が高い状態が20年ほど続くと、腎臓が機能しなくなり人工透析が必要になります。 
透析は週に3回、各4時間。腎臓を移植しない限り、透析は一生続けなければなりません。 
透析を受けている患者は年間5,000人のペースで増加しています。

 

 

 

 

あなたは大丈夫?糖尿病セルフチェック

さて、ここまで糖尿病の説明をしてきましたが、なかなか自分では見分けがつきづらいと思います。

以下に何個かのチェック項目を挙げたので自分に当てはまらないか確認してみてください。

 

・昔と比べて最近太ってきた

・尿の量が多い気がする

・すぐに疲れてしまう

・体がいつもだるい

・いつも喉が渇いている

・食事をきちんと摂っているのにお腹がすく

・1日3食食べているのに体重が減ってきた

・目がかすんで見にくい

・家族や親戚など、血縁者に糖尿病の人がいる

・味の濃いものや脂っこいものをよく食べる

・日常生活で運動をほとんどしない

・健康診断の血糖値が高め

 

いかがでしたでしょうか。

上記の項目に当てはまるものが多かった方は糖尿病の可能性があります。

一度、病院に行ってもいいかもしれません。

 

チェック項目に当てはまったり、糖尿病の疑いがある人は、日常生活にてどのようなことに注意すると良いのでしょうか。

基本的なものをあげていきます。

 

  • 食事

適度なエネルギー量で、バランスの良い、規則正しい食事は糖尿病対策の基本です。

ちょっとしたことですが、毎日の心がけが大切になってきます。

また、食品中に含まれる目で見てわかりにくい油「隠れ油」や、アルコール・おやつの過剰摂取に注意し、なるべく減塩の食事をとるようにしましょう。

 

運動

運動には、血液中のブドウ糖を消費して血糖値を下げることや、肥満を解消しつつ筋肉増加によってインスリンの働きを高める効果があります。

一般的には、ややきついと感じるくらいの有酸素運動と、筋力を増強する筋力トレーニングが勧められています。

 

有酸素運動とは

有酸素運動とは、ウォーキングやジョギング、エアロビクス、サイクリング、水泳など、長時間継続して行う運動を言います。

有酸素運動は体脂肪をエネルギー源として使い燃焼させるため、内臓脂肪も同様に減少させることがでるのが魅力です。

内臓脂肪量が減少することで高血糖、脂質異常、高血圧、動脈硬化の予防・改善につながり、様々な生活習慣病の原因を予防・改善する効果があります。

 

https://www.youtube.com/watch?v=smGwaLcYVZQ&t=327s

 

 

筋力トレーニングとは

バーベルなどを使った筋力トレーニングなど短時間に強い力を発揮する運動を無酸素運動といいます。

筋力トレーニングで主に使われる速筋は加齢にともない萎縮しやすいことが特徴のひとつです。速筋は無酸素運動の際に働くため、無酸素運動を行うことで年齢に関係なく速筋の筋量・筋力を高めることができます。

速筋の筋量・筋力と、障害の有無や転倒リスクには関連があることがわかっているため、健康や体力の維持のために無酸素運動は欠かせない運動になります。

 

https://www.youtube.com/watch?v=lJoRWOVfXBQ&t=13s

 

 

運動で気を付けること

運動前には、必ず準備運動をしましょう。

また、高い強度の筋力トレーニングは心臓や腎臓に負担がかかり、かえって害になりやすいので、やみくもにたくさん運動すればよいというわけではありません。無理のない範囲で行うことが大切です。注意が必要です。

糖尿病のある方は、運動を始める前に必ず主治医に相談しましょう。

 

運動療法で気をつけないといけないことは?

飲み薬 (経口血糖降下薬) やインスリン療法などで薬物療法を実施している方は、運動中に低血糖になる可能性があります。

自分の使用しているお薬について、低血糖の可能性を主治医に確認しましょう。

また、必ずブドウ糖やジュースなどを持ち歩きましょう。

運動する時間帯は、低血糖の心配が少ない食後に行うようにしましょう。

【運動時の主な注意事項】

I型糖尿病患者さん

運動は食事の後1~3時間に実施することがおすすめです。

運動量が大きい場合は、運動前のインスリンを減量しましょう。

運動前・中・後に補食をしましょう
(運動後の補食は、クッキー、牛乳などの効果が持続する食べ物がおすすめ)

 

II型糖尿病患者さん

薬物療法を行っている患者さんでは、できるだけ食後に運動をしましょう。
(薬物療法を実施していない患者さんは、食事前に運動をしても大丈夫です)

インスリン療法を行っている患者さんでは、運動前のインスリン単位を運動に応じて2/3から1/2に減量することが薦められていますが、各々変わってくるため、具体的な単位については主治医医へ相談してください。

いかがでしたでしょうか。

自分は大丈夫。と思わずにセルフチェックを行ってみてください。

 

 

 

 

また、運動の習慣が無かった方は、いきなり運動を始めるのではなく、買い物に出かけるときに徒歩で行くなど、日常生活に取り入れてから、徐々に運動量を増やしていくようにしましょう。

また、体調がすぐれないときは、運動を中止し、無理のない範囲で行うようにしましょう。

可能であれば、医師の指示のもと、病態や個人の生活習慣に合わせて筋力アップのメニューを一緒に考えてくれるようなパーソナルジムおすすめです。

 

 

浜松市(鴨江・葵東)、豊橋市にあるS-paceでは経験豊富なパーソナルトレーナーがおります。

今回ご紹介した内容以外にも、もちろんトレーニングのことや食事指導など1人1人のお悩みに合わせた改善方法を導き出し、ご対応させていただきます。

 

※もちろん、ボディメイクをしたい方や競技力向上をしたい方も大歓迎です。

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糖尿病と運動~なぜ運動が不可欠なのか~

こんにちは。

浜松市・豊橋市の

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 今回のコラムは『糖尿病と運動の関係』についてです。

 

 

皆さまは、健康で満ちた日々を楽しむためにはどんなことが必要でしょうか?

私たちの健康に関する選択は、その後の人生を大きく左右することがあります。

その中でも、糖尿病という慢性的な疾患は、

皆さまの健康に関する選択の重要性を特に浮き彫りにします。

 

糖尿病は、血糖値のコントロールが乱れ、高血糖が体にさまざまな悪影響を及ぼす病気です。

しかし、私たちが取ることができるいくつかの健康的なステップがあります。

その中でも、運動は糖尿病の管理と予防において、健康な未来への第一歩と言えます。

 

このコラムでは、なぜ運動が糖尿病管理に不可欠であるか、

そして健康な生活においてどのように運動を取り入れるべきかについて詳しく説明していきます。

 

運動は単なるフィットネスや体力向上の手段に過ぎません。

それは、血糖値のコントロール、体重管理、心臓血管健康、ストレス軽減など、私たちの健康全般に多くの利益をもたらす力強いツールなのです。

 

運動を通じて、糖尿病予防や管理の道を歩むことは、自分の健康に対する最善の投資です。

このコラムを通じて、運動がなぜ重要なのかを理解し、行動に移す助けとなる情報を提供します。

未来の健康を見据え、糖尿病という挑戦に立ち向かう一歩を踏み出しましょう。

 

 

 

糖尿病と運動の関係性について

 

運動は糖尿病の管理と予防において不可欠です。

運動を行うことで、血糖値のコントロールが向上し、高血糖を予防します。

 

また、運動によって体内の細胞がインスリンに対してより敏感になり、血糖の吸収が効率的に行われます。

さらに、運動は体重の管理に貢献し、肥満関連の糖尿病リスクを軽減します。

 

心臓血管健康も運動によって向上し、合併症のリスクが低減します。

運動は血圧を下げ、コレステロール値を改善し、心臓への負担を軽減します。

 

ストレスの軽減も運動の利点の一つであり、

ストレスが血糖値の上昇を引き起こす可能性があるため、運動は血糖値の安定に役立ちます。

 

さらに、運動は筋肉を強化し、基礎代謝率を向上させます。

筋肉は血糖値の管理において重要な役割を果たします。

そして、運動は炎症を低減し、糖尿病合併症のリスクを削減します。

 

まとめると、運動は糖尿病に対抗する強力なツールであり、健康な生活習慣の一部として取り入れることは、糖尿病の管理と予防において極めて重要です。

 

 

 

 

運動で血糖値をコントロール!?

 

運動は血糖値の管理に大きな影響を与えます。

運動を行うと、筋肉がエネルギーを必要とし、そのために血糖(ブドウ糖)を消費します。

このプロセスにより、血糖値が下がり、正常な範囲に収まります。

また、運動によって血糖値の上昇が抑制されます。

 

さらに、運動は体内の細胞がインスリンに対してより敏感になるのを促進します。

これは「インスリン感受性」の向上と呼ばれ、血糖の効果的な取り込みを可能にします。つまり、運動によって血糖値の変動が抑えられ、血糖値が安定します。

 

このように、運動は血糖値の上昇を制御し、高血糖を予防する助けになります。

特に糖尿病患者にとって、定期的な運動は健康な血糖管理に不可欠な要素であり、

糖尿病のリスクを軽減し、合併症の予防に役立ちます。

 

したがって、運動は糖尿病患者や予備軍の方々にとって、

重要な生活習慣の一部として取り入れるべきです。

 

 

 

 

糖尿病は体重管理が必要な理由は!?

 

体重管理は糖尿病の管理と予防において極めて重要です。

糖尿病は、血糖値をコントロールする際にインスリンというホルモンが効果的に機能しない状態です。そのため、高血糖状態が続くことで合併症のリスクが高まります。

 

①インスリン感受性の向上

過体重や肥満の状態では、体内の細胞がインスリンに対する感受性が低下し、

血糖の吸収が効果的に行われません。

体重を減少させることで、細胞のインスリン感受性が向上し、

血糖値の管理が改善します。

 

②血糖値の安定

過度な体重は血糖値の上昇を引き起こす要因の一つです。

体重を管理することで、高血糖の発生や急激な血糖値の変動を抑制し、

糖尿病のコントロールが容易になります。

 

③合併症の予防

高血糖は糖尿病に伴う合併症(心臓血管疾患、腎疾患、視覚障害、神経障害など)

のリスクを増加させます。

適切な体重を維持することは、これらの合併症を予防し、

健康を維持するのに役立ちます。

 

④薬物治療の軽減

体重を減少させることで、糖尿病の薬物治療が軽減される可能性があります。

薬物に頼らずに血糖値を管理できる場合があり、副作用のリスクを低減させます。

 

 

糖尿病患者にとって、体重管理は血糖値のコントロールや合併症の予防に、

直結する重要な要素です。

健康的な体重を維持することは、糖尿病の管理をサポートし、

健康な生活を促進するのに役立ちます。

 

 

 

糖尿病患者が運動により心臓と血管が健康になる理由は?

 

運動は糖尿病患者にとって心臓と血管の健康を改善する重要な要素です。

運動は血圧を安定させ、高血圧のリスクを低減し、心臓への負担を軽減します。

 

また、コレステロール値を改善し、特に有害なLDLコレステロールを減少させ、

動脈硬化の進行を防ぎます。

 

さらに、運動は体内の炎症を低減させ、心臓血管系における損傷のリスクを削減します。

これらの要因が組み合わさり、糖尿病患者にとって心臓と血管の健康を促進し、

心臓疾患やその他の合併症の予防に役立ちます。

 

 

 

運動によってストレス軽減!

 

運動は身体的な活動であり、この過程で脳内で幸福感をもたらす、

神経伝達物質であるエンドルフィンが放出されます。

 

エンドルフィンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、

 

心地よい感情やリラックス感をもたらす役割を果たします。

 

運動に従事することで、これらのエンドルフィンが増加し、

気分が明るくなり、日常のストレスに対する感受性が低下します。

 

さらに、運動は身体の緊張をほぐす効果があります。

筋肉の緊張が緩み、身体全体がリラックスします。

 

特に有酸素運動は心臓拍動を増加させ、その後のリラックス効果が強調されます。

この身体的なリラックスは、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを下げ、

ストレス応答を和らげます。

 

糖尿病患者にとっては、運動によってストレスが軽減されることは特に重要です。

ストレスは血糖値の上昇につながる可能性があるため、運動を通じてストレスを軽減することは、血糖管理にも寄与します。

したがって、運動は心身の健康をサポートし、糖尿病患者の生活の質を向上させる重要な要素となります。

 

 

 

糖尿病患者におすすめな運動の選択は!?

 

①有酸素運動

糖尿病患者にとって有酸素運動が効果的な理由は、いくつかの要因が組み合わさっています。

有酸素運動は血糖値の管理に寄与する一方で、心臓と血管の健康を向上させる要因としても注目されています。

 

まず、有酸素運動は運動中に筋肉が酸素を必要とするため、体内の血糖値を下げる効果があります。

これは糖尿病患者にとって重要で、高血糖をコントロールし、合併症のリスクを低減させます。

また、有酸素運動はインスリンの効果を高め、

体内の血糖を細胞に取り込みやすくする作用があります。

 

さらに、有酸素運動は心臓と血管の健康を向上させる助けになります。

運動によって心拍数が上昇し、

心臓はより効果的に血液を体内に送り出すことができるようになります。

 

また、血管の柔軟性が向上し、血圧が安定化します。

これにより、高血圧や心臓疾患のリスクが低減します。

 

まとめると、有酸素運動は糖尿病患者にとって効果的な選択肢であり、

血糖値の管理と心臓血管の健康を促進する要因が組み合わさっています。

このため、糖尿病管理プランに有酸素運動を取り入れることは大変重要です。

 

https://www.youtube.com/watch?v=yR8w1t9nipY&t=81s

 

 

 

筋力トレーニング

糖尿病患者にとって筋力トレーニングが効果的な理由は、いくつかの要因が絡み合っています。

まず、筋力トレーニングは筋肉を強化する効果があり、これにより血糖値コントロールが向上します。筋肉は体内のブドウ糖(血糖値)を吸収し、利用する能力を持っています。

筋力トレーニングによって筋肉が発達すると、

血糖値をより効率的に処理し、安定させる助けになります。

 

また、筋力トレーニングは体重管理にも寄与します。

筋肉はエネルギーを消費するため、

筋肉量が増えると基礎代謝率が上昇し、カロリーの消費が増えます。

 

これは体重を減らすまたは維持するのに役立ち、

肥満や過体重に伴う糖尿病のリスクを低減します。

 

さらに、筋力トレーニングはインスリンの効果を向上させ、

体内の血糖値を細胞に取り込みやすくする作用があります。

これにより、血糖値の急激な上昇を抑え、安定した血糖値を維持するのに役立ちます。

 

要するに、筋力トレーニングは糖尿病患者にとって非常に効果的で、

血糖値管理と体重管理の両面でプラスの影響をもたらします。

したがって、糖尿病管理プランに筋力トレーニングを組み込むことは非常に重要です。

 

https://www.youtube.com/watch?v=EPtE-MZlOFg

 

 

③ストレッチ

 

糖尿病患者にストレッチが効果的な理由は、いくつかの要因にあります。

まず、ストレッチは筋肉と関節を柔軟に保つために重要です。

柔軟性が高まると、日常の動作が楽に行え、怪我のリスクが低減します。

 

また、筋肉と関節が柔軟であることは、

運動や日常生活において正しい姿勢を保つのにも役立ち、

さらに、ストレッチは血糖値のコントロールにも役立ちます。

 

継続的なストレッチング運動によって筋肉がリラックスし、筋肉内の血流が改善されます。

これにより、血糖値を体内の細胞に取り込みやすくし、

血糖値の急激な上昇を防ぐのに役立ちます。

特に食事後のストレッチは、食事による血糖値上昇を抑えるのに有効です。

 

最後に、ストレッチはリラクゼーションを促進する助けにもなります。

ストレッチを行うことでストレスが軽減され、リラックスした状態が維持されることがあります。

ストレスは血糖値を上昇させる要因の一つであるため、

リラックスによって血糖値のコントロールが向上します。

 

まとめると、ストレッチは糖尿病患者にとって非常に有益であり、

柔軟性の向上、血糖値のコントロール、ストレスの軽減など、多くの健康上の利点をもたらします。

したがって、糖尿病管理プランにストレッチを組み込むことがお勧めです。

 

https://www.youtube.com/watch?v=AMALUbIm-IQ&t=53s

 

 

 

まとめ

糖尿病管理において、運動は非常に重要な要素であり、血糖値のコントロール、体重管理、心臓血管健康、ストレス軽減など、多くの面で助けとなります。

健康な生活習慣の一環として、運動を取り入れることで、

糖尿病のリスクを低減し、健康な未来を築く一歩を踏み出しましょう。

 

このコラムは、糖尿病予備軍の方々に運動の重要性を理解し、行動に移す手助けになれば幸いです。

 

 

浜松市(鴨江・葵東)、豊橋市にあるS-paceでは経験豊富なパーソナルトレーナーがおります。

今回ご紹介した内容以外にも、もちろんトレーニングのことや食事指導など1人1人のお悩みに合わせた改善方法を導き出し、ご対応させていただきます。

 

※もちろん、ボディメイクをしたい方や競技力向上をしたい方も大歓迎です。

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危険!糖尿病で体重が減少する理由は?

こんにちは。

浜松市・豊橋市の

パーソナルトレーニング・コンディショニング専門店

S-pace【エスペース】です。

 

 今回のコラムは『危険!糖尿病で体重が減少する理由は?』についてです。

 

 

皆様、糖尿病といえば、太っているというイメージがありませんか?

 

それは、間違いです!

 

実際に糖尿病の症状として、体重が減少する(糖尿病患者のみで予備群は含まない)ことがあります。

 

確かに肥満は、過食、運動不足と並んでインスリンの働きを低下させ、

糖尿病を発症させる要因のひとつです。

 

その仕組みとして、蓄積した内臓脂肪がインスリンの働きを妨害する物質を分泌することなどが考えられています。

このように肥満の方は糖尿病になりやすいといえますが、

糖尿病が進行した方では、体内がエネルギー不足となり、体重が減少してしまうのです。

しかも、1ヵ月に10㎏くらい痩せる方もいます。

 

 

 

 

糖尿病患者が体重減少する原因は?

 

インスリンが原因です!

 

血糖値が非常に高い際に、自分の膵臓からでるインスリンが少ない、

またはインスリンがうまく作用しないと、

食事から摂ったブドウ糖をエネルギーとして使わずに、

体内の脂肪や筋肉のタンパク質をエネルギー源として分解してしまうため、

体重低下(食べてもやせる)が起きます。

 

急激に痩せた場合は、極度のインスリン不足の可能性があり、注意する必要があります。

 

 

 

ここからは、細かい理由として、

 

①インスリン不足によるエネルギー代謝の変化

 

糖尿病患者は、インスリンの不足やインスリンの効果の低下により、血糖をエネルギーとして利用することができません。

そのため、体内のエネルギー不足になり、体重減少が生じる可能性があります。

 

 

 

②高血糖による利尿作用

 

糖尿病により血糖値が高くなると、体内の余分な糖分が尿中に排出されます。

この際、水分も一緒に排出されるため、多尿症が生じます。

 

多尿により体内の水分が不足し、脱水状態になることで体重が減少する可能性もあります。

 

 

③糖尿病性ケトーシス(脂肪を分解して、エネルギー作る)

 

糖尿病患者において、インスリンの不足により体内でエネルギーを得るために脂肪が分解され、ケトン体が生成されることがあります。

 

ケトン体は体内のエネルギー源として利用されますが、

過剰なケトン体の生成は酸性を引き起こし、糖尿病性ケトーシスを引き起こします。

糖尿病性ケトーシスによる体重減少は、脂肪分解によるエネルギー消費と体液の喪失によるものです。

 

 

 

 

ここからは、減量をポジティブにできていること

 

④食事制限や体力活動の増加

 

糖尿病の管理には食事制限や適度な運動が必要です。

糖尿病患者は血糖値を管理するために炭水化物や糖分の摂取を制限し、バランスのとれた食事を心がけることがあります。

また、運動は血糖値のコントロールに役立ち、体重を減少させる効果があります。

これらの制限や活動の増加によって、糖尿病患者は体重を減らすことがあります。

 

※①~③までの原因だと、ネガティブですが、

 ④だとポジティブな結果です、ただし、栄養不足もしくは運動不足で筋肉量が落ちたなどは良くないことなので、栄養がしっかりとれていて、かつ運動的なことが求められます。

 

 

 

 

実際に糖尿病で体重が減少すると、体ではこんな症状がおきている可能性があります!

 

①栄養不足

 

体重減少が過度である場合、十分な栄養素を摂取できなくなる可能性があります。

栄養不足は体の健康と免疫機能に影響を与える可能性があり、

病気や感染症のリスクを高めることがあります。

 

 

②筋肉の減少

 

体重減少が主に筋肉の減少による場合、筋肉量の低下が起こる可能性があります。

筋肉は基礎代謝を高め、血糖値のコントロールにも役立つため、筋肉の減少は血糖管理の難しさを引き起こす可能性があります。

 

 

③低血糖リスクの増加

 

体重減少によりインスリンや薬物の効果が増加する場合、

低血糖(血糖値が異常に低くなる状態)のリスクが高まる可能性があります。

低血糖はめまい、意識障害、体力の低下などを引き起こし、重篤な場合は命に関わることもあります。

 

健康リスクの増加: 過度な体重減少は、体力の低下、栄養不良、免疫機能の低下など、

さまざまな健康リスクを引き起こす可能性があります。

 

また、栄養不良によって骨密度が低下し、骨粗しょう症のリスクが増加することもあります。

 

体重減少が続く場合や健康への悪影響がある場合は、主治医に相談することが重要です。

栄養状態の改善や健康リスクの管理に役立ちます。

 

 

 

 

 

ここからは、実際に体重が落ち始めたら、どんなことをしたら良いでしょうか?

 

体重減少でお困り方は、

健康的な食事と活発的な運動が重要です!

ここからは、バランスの良い食事と適切な運動について、

説明させて頂きます。

 

 

バランスの食事はどんなことをすればよいの?

 

バランスの食事は、個々の状態や主治医の判断に基づいて行われますが、

トレーナーからのアドバイスとしては?

 

①炭水化物の調整

 

炭水化物は血糖値に大きな影響を与えるため、

糖尿病患者は炭水化物の摂取を調整する必要があります。

炭水化物の種類や量を調整し、糖質の摂取を朝・昼・夜均等に分散することが推奨されます。

食事中の炭水化物の量を把握するためには、

炭水化物の含有量を示す食品のラベルを確認することも重要です。

ただし、調整といって過度に下げるのも良くはありません。

自分自身で、体重の減少しないもしくは増えない程度を把握する必要があります。

 

 

②高繊維食品の摂取

 

高繊維食品は血糖値の上昇を緩やかにする助けとなります。

野菜、果物、全粒穀物、豆類など、食物繊維の豊富な食品を摂取することをお勧めします。

 

 

 

③健康な脂肪の選択

 

飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の摂取は制限する必要がありますが、

健康な脂肪はバランスの良い食事の一部です。

オメガ-3脂肪酸を含む魚、植物油、ナッツ、種子などの健康的な脂肪を摂取することをお勧めします。

 

 

③食事の分割と計画

 

一日の食事を複数の小さな食事に分割することで、血糖値の管理がしやすくなります。

また、食事を計画し、定期的に摂ることが重要です。

食事のタイミングや摂取量を一定にすることで、血糖値のコントロールがしやすくなります。

 

糖分と加工食品の制限: 砂糖や甘味料の摂取を制限し、加工食品やスイーツ、清涼飲料水などの高糖質飲食物を避けることが重要です。

 

 

④健康的な体重の維持

 

糖尿病患者は、体重を管理することも重要です。

個々の状態に基づき、主治医や栄養の専門家と相談しながら体重をコントロールする必要があります。

太り過ぎず、痩せすぎない個々に合わせた食事プランを作成することが重要です。

 

 

 

 

ここからは、運動についてです!

筋肉量を落とさない為、合併症を起こさない為にはどんな運動をしたら良いでしょうか?

糖尿病患者の運動は、血糖値の管理や全体的な健康状態の改善に役立ちます。

 

①有酸素運動

 

有酸素運動は心肺機能を改善し、血糖値のコントロールに役立ちます。

ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など、適度な強度で行われる連続的な運動をお勧めします。

週に150分以上の有酸素運動を目標にとはいわれますが、

時間がないもしくはこんなの継続できないという方は、週1で30分くらいから始めて、徐々に目標に近づけていくことをお勧めします。

 

参考に

https://www.youtube.com/watch?v=yR8w1t9nipY

 

 

 

 

 

②筋力トレーニング(無酸素運動)

 

筋力トレーニングは筋力や筋持久力を向上させ、血糖値の管理にも非常に効果的です。

重りを使った運動、チューブを使用した筋力トレーニングさらには、ヨガ、ピラティスなどが含まれます。

週に2もしくは3回の抵抗運動を行うことを目標にしましょう!

 

参考に

https://www.youtube.com/watch?v=EPtE-MZlOFg

 

 

 

 

③ストレッチ(柔軟性運動)

 

柔軟性を向上させる運動は、関節の可動域を維持し、怪我のリスクを低減します。

ストレッチ、ヨガなどのストレッチを日頃(毎日が良い)から取り入れましょう。

 

参考に

https://www.youtube.com/watch?v=AMALUbIm-IQ

 

 

 

④日常的な身体活動

 

運動だけでなく、日常生活での身体活動も重要です。

階段を使う、歩いて買い物に行く、庭仕事をするなど、

日常の活動量を増やすことが血糖値の管理に役立ちます。

 

 

これらの運動を始める前に、主治医や健康専門家(トレーナー)に相談し、適切な運動プランを立てることをしましょう!

無理に始めても、低血糖などで続けられなくなる可能性がありますので、、、

 

 

 

まとめ

 

糖尿病患者の体重減少は、筋肉量の減少、利尿作用、エネルギー不足により起こる可能性があります。
ただ痩せたのを糖尿病が原因と断定することが難しいですが、
本日、コラムに書いたことを参考にして、自分のからだをチェックして頂けたら幸いです。

もし、放置するとどんどん衰弱していく可能性がありますので注意してください。
もし、困ったことがあれば、S-paceスタッフがご相談にのります。
ぜひ、頼ってください。

本コラムを読んで頂き、ありがとうございます。

 

 

 

浜松市(鴨江・葵東)、豊橋市にあるS-paceでは経験豊富なパーソナルトレーナーがおります。今回ご紹介した内容以外にも、もちろんトレーニングのことや食事指導など1人1人のお悩みに合わせた改善方法を導き出し、ご対応させていただきます。

 

※もちろん、ボディメイクをしたい方や競技力向上をしたい方も大歓迎です。

是非、お気軽にお問合せフォームから、当店へご連絡下さい。

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