あなたは当てはまる??糖尿病危険度チェック

こんにちは。

浜松市・豊橋市の

パーソナルトレーニング・コンディショニング専門店

S-pace【エスペース】です。

 

 今回のコラムは『糖尿病危険度チェック』についてです。

 

40歳以上の4人に1人と、急増している糖尿病。 
あなたは糖尿病の原因を知っていますか? 

 

 

血糖値とは

私たちが毎日口にする食事には、多くの糖が含まれています。

ご飯…角砂糖14個分

パン…角砂糖9個分

麺類…角砂糖10個分

その食事から摂取した糖は小腸から吸収され、血管の中に入ります。

その糖をエネルギーに変えるために働いてくれるのが【インスリン】です。

このインスリンのおかげで食事で上がった血糖値が下げられていくのです。

 

 

大事なのはインスリン

先ほども述べた通りインスリンは血液の中の糖をエネルギーに変えて血糖値を下げる唯一のホルモンです。

インスリンがなければ 血糖値を下げることができません。

また、アジア人はアジア人は欧米人よりもインスリンの分泌量が少ない人が多いので、もともと糖尿病になりやすいことがわかっています。

 

糖尿病に原因として挙げられるインスリン量の低下ですが、インスリン の低下には以下の原因も考えられます、

・ストレス

・加齢

・遺伝

・インスリンが効かない

・内臓脂肪が多い

 

では、インスリンの低下などにより起こる糖尿病はどのようなものなのでしょうか。

 

 

 

 

糖尿病の仕組み

先ほどの説明の通りインスリンの低下により、血液内に糖が溜まります。

血糖値は上昇したままになってしまします。

そこから、血管の内側に活性酸素が大量に発生します。

糖が血液で渋滞し、活性酸素が血管を破壊してしまいます。

その結果、酸素・栄養素が届かなくなり、自覚症状が出始めます。

 

【例】足や手の痺れ、頻尿、多尿、多汗。枯渇感

その状態が続くと、多くの合併症を引き起こします。

 

【例】神経障害、網膜症、腎症

以下になりやすい症状を説明します。

 

足や手に痛みやしびれ

毛細血管がダメージを受けて酸素や栄養が運ばれなくなり、末梢神経が障害を受けるので、足の指や足の裏に痛みやしびれがでてきます。

症状が進むにつれ、手にも痺れが出てきます。

 

 

ED(勃起不全)

高血糖が続くと神経に障害が起きて、性的な刺激を感じづらくなります。

活性酸素により血管が壊されており、勃起するための血流が阻害されます。 以上のどちらか、もしくは両方が原因でEDになりやすくなります。 

 

皮膚乾燥・かゆみ

血流が悪くなり、皮膚に必要な栄養や酸素が運ばれなくなってしまいます。

そこから、皮膚が乾燥してかゆみが出てきます。

 

頻尿・多尿、多汗、のどが渇く

血液中の糖を体の外に出そうとして、腎臓が大量に尿を作るため頻尿や多尿になりやすくなります。

汗が多くなるのも、汗として糖を体外に排出しようとする体の正常な防衛反応です。そのため、尿や体臭はかすかに独特の甘い臭いになってきます。
また、体から水分が失われていくので、のどの渇きは徐々にひどくなります。

これらの症状が出ているとしたら、糖尿病はかなり進行しています。

 

 

恐いのは合併症

初期症状の次には、深刻な合併症が起こり始めます。
血糖値の1~2ヵ月の平均であるHbA1cが7.0%を超えていて、対策を行っていない場合、合併症を発症するリスクが確実に高まります。
次の3つの合併症は、糖尿病の3大合併症です。 

 

糖尿病性神経障害

神経細胞に血液が届かなくなり、手や足の感覚が鈍ります。
初期症状である発汗異常や立ちくらみ、便通異常、男性の場合は勃起障害も起こります。
ちょっとした傷や水虫により足が腐り、年間2万本もの脚が切断されています。

 

糖尿病性網膜症

日本人の失明原因第2位になる網膜症。毎年3,000人の糖尿病患者が視力を失っています。
目の毛細血管が破れて酸素や栄養が届かなくなってしまいます。
かなり進行しても自覚症状が出にくいのが特徴で、ある日突然目の前が真っ暗になることが多くあります。

 

糖尿病性腎症

血糖値が高い状態が20年ほど続くと、腎臓が機能しなくなり人工透析が必要になります。 
透析は週に3回、各4時間。腎臓を移植しない限り、透析は一生続けなければなりません。 
透析を受けている患者は年間5,000人のペースで増加しています。

 

 

 

 

あなたは大丈夫?糖尿病セルフチェック

さて、ここまで糖尿病の説明をしてきましたが、なかなか自分では見分けがつきづらいと思います。

以下に何個かのチェック項目を挙げたので自分に当てはまらないか確認してみてください。

 

・昔と比べて最近太ってきた

・尿の量が多い気がする

・すぐに疲れてしまう

・体がいつもだるい

・いつも喉が渇いている

・食事をきちんと摂っているのにお腹がすく

・1日3食食べているのに体重が減ってきた

・目がかすんで見にくい

・家族や親戚など、血縁者に糖尿病の人がいる

・味の濃いものや脂っこいものをよく食べる

・日常生活で運動をほとんどしない

・健康診断の血糖値が高め

 

いかがでしたでしょうか。

上記の項目に当てはまるものが多かった方は糖尿病の可能性があります。

一度、病院に行ってもいいかもしれません。

 

チェック項目に当てはまったり、糖尿病の疑いがある人は、日常生活にてどのようなことに注意すると良いのでしょうか。

基本的なものをあげていきます。

 

  • 食事

適度なエネルギー量で、バランスの良い、規則正しい食事は糖尿病対策の基本です。

ちょっとしたことですが、毎日の心がけが大切になってきます。

また、食品中に含まれる目で見てわかりにくい油「隠れ油」や、アルコール・おやつの過剰摂取に注意し、なるべく減塩の食事をとるようにしましょう。

 

運動

運動には、血液中のブドウ糖を消費して血糖値を下げることや、肥満を解消しつつ筋肉増加によってインスリンの働きを高める効果があります。

一般的には、ややきついと感じるくらいの有酸素運動と、筋力を増強する筋力トレーニングが勧められています。

 

有酸素運動とは

有酸素運動とは、ウォーキングやジョギング、エアロビクス、サイクリング、水泳など、長時間継続して行う運動を言います。

有酸素運動は体脂肪をエネルギー源として使い燃焼させるため、内臓脂肪も同様に減少させることがでるのが魅力です。

内臓脂肪量が減少することで高血糖、脂質異常、高血圧、動脈硬化の予防・改善につながり、様々な生活習慣病の原因を予防・改善する効果があります。

 

 

 

筋力トレーニングとは

バーベルなどを使った筋力トレーニングなど短時間に強い力を発揮する運動を無酸素運動といいます。

筋力トレーニングで主に使われる速筋は加齢にともない萎縮しやすいことが特徴のひとつです。速筋は無酸素運動の際に働くため、無酸素運動を行うことで年齢に関係なく速筋の筋量・筋力を高めることができます。

速筋の筋量・筋力と、障害の有無や転倒リスクには関連があることがわかっているため、健康や体力の維持のために無酸素運動は欠かせない運動になります。

 

 

 

運動で気を付けること

運動前には、必ず準備運動をしましょう。

また、高い強度の筋力トレーニングは心臓や腎臓に負担がかかり、かえって害になりやすいので、やみくもにたくさん運動すればよいというわけではありません。無理のない範囲で行うことが大切です。注意が必要です。

糖尿病のある方は、運動を始める前に必ず主治医に相談しましょう。

 

運動療法で気をつけないといけないことは?

飲み薬 (経口血糖降下薬) やインスリン療法などで薬物療法を実施している方は、運動中に低血糖になる可能性があります。

自分の使用しているお薬について、低血糖の可能性を主治医に確認しましょう。

また、必ずブドウ糖やジュースなどを持ち歩きましょう。

運動する時間帯は、低血糖の心配が少ない食後に行うようにしましょう。

【運動時の主な注意事項】

I型糖尿病患者さん

運動は食事の後1~3時間に実施することがおすすめです。

運動量が大きい場合は、運動前のインスリンを減量しましょう。

運動前・中・後に補食をしましょう
(運動後の補食は、クッキー、牛乳などの効果が持続する食べ物がおすすめ)

 

II型糖尿病患者さん

薬物療法を行っている患者さんでは、できるだけ食後に運動をしましょう。
(薬物療法を実施していない患者さんは、食事前に運動をしても大丈夫です)

インスリン療法を行っている患者さんでは、運動前のインスリン単位を運動に応じて2/3から1/2に減量することが薦められていますが、各々変わってくるため、具体的な単位については主治医医へ相談してください。

いかがでしたでしょうか。

自分は大丈夫。と思わずにセルフチェックを行ってみてください。

 

 

 

 

また、運動の習慣が無かった方は、いきなり運動を始めるのではなく、買い物に出かけるときに徒歩で行くなど、日常生活に取り入れてから、徐々に運動量を増やしていくようにしましょう。

また、体調がすぐれないときは、運動を中止し、無理のない範囲で行うようにしましょう。

可能であれば、医師の指示のもと、病態や個人の生活習慣に合わせて筋力アップのメニューを一緒に考えてくれるようなパーソナルジムおすすめです。

 

 

浜松市(鴨江・葵東)、豊橋市にあるS-paceでは経験豊富なパーソナルトレーナーがおります。

今回ご紹介した内容以外にも、もちろんトレーニングのことや食事指導など1人1人のお悩みに合わせた改善方法を導き出し、ご対応させていただきます。

 

※もちろん、ボディメイクをしたい方や競技力向上をしたい方も大歓迎です。

是非、お気軽にお問合せフォームから、当店へご連絡下さい。

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